エアコン取り付けの向きのポイントは

設備を使う場合には、効率のいい場所が存在します。機能を発揮できるようにするための条件であり、エアコン取り付けにも位置と向きが重要な要素になってくるでしょう。効率的に使えるようにするために必要であり、のちの電気代にもかかわってくる重要要素になってくるため、エアコン取り付けでは十分に気をつけておかなければいけません。

エアコン取り付け時の向きと風の特性

エアコン取り付けの向きが大切になってくるのは、エアコンの特性がかかわってくるからです。エアコンは、冷やしたり温めたりした空気を風として送り出します。部屋の中で滞留させながら、室温を変化させていくことになるでしょう。この風は、曲がったりすることができません。特性として、直進しかできないからです。障害物にぶつかれば力を失いますし、曲がりながら進むこともありません。つまり、部屋の中で効率的に使っていくためには、できるだけ直進していく条件をそろえるということになってきます。

直進するという特性を考えると、部屋を見た時に、壁の短辺方向に取り付けて、長辺に対して向きを合わせて風を流していくことが効率的ということになってきます。さらに、障害物などにあたりにくいように、高い位置を取ることにもなるでしょう。できるだけ遠くまで風を送れるようになれば、それだけ室温の変化ももたらしやすくなるため、電気代の節約にもつながってきます。エアコン取り付けで重要な意味を持ってくる部分です。

室外機との関係も考慮する

室外機エアコン取り付けでは、向きを考えると同時に、室外機との関係も考えておかなければいけません。改めて削孔するとなったときでも、向きは大きなウェイトを占めます。室内機は、できるだけ室外機との距離が短いことが要件となってくるでしょう。配管を通すことになりますが、長くなればなるほど、配管から熱損失が生まれます。熱損失が生まれることによって、エアコンは稼働させなければならなくなるため、効率が落ちて電気代も多く消費しなければいけません。

室内機の向きも重要ですが、効率という面で室外機の向きも考えておかなければいけなくなります。削孔できるかどうか、既存のスリーブを利用できるかどうかというところにもつながってくるため、単純に壁の短辺に取り付けられるとは限らないでしょう。短辺にすることによって、スペースが確保しにくいといった問題も出てきます。サッシがある場合には、カーテンレールもあるはずです。エアコンには、室内機の周囲に隙間を空けなければ、吸入口を生かすこともできませんし、効率が悪化してしまうことになります。サッシが邪魔をするだけではなく、カーテンレールが干渉しやすいという問題も抱えるでしょう。

エアコンの首振りや壁からの反射も利用できるのは確かです。直進させるだけではない機能も持っていますが、どちらの方法も、なにか障害物にぶつけて風の角度を変えている点に注意が必要です。障害物にぶつけることになるため、風のエネルギーを使い勢いが下がるとともに、到達できる距離が短くなります。当然効率が落ちることになるため、その分電気も使うことになるでしょう。効率の悪化は、さまざまな面に影響します。

どの位置に普段座るのか、利用しているのかといったことも考えなければいけません。いくら効率的に風を送れても、利用している場所に届かないのであれば意味がありません。必要とする要件を整理しながら、エアコン取り付け業者とともに、向きを検討していくことが重要です。エアコンの機能として問題もありますので、どれぐらいの風を送ることができるのか、設定温度も考えておくと、効率のいい向きを見つけられるでしょう。

繁忙期のエアコン取り付けをスムーズに行う方法

エアコンを買い替えたり引っ越して付け替えたりする際、生活に支障がないようにできるだけ速やかに取り付けたいものです。しかし、取り付けを業者に依頼する場合、必ずしもこちらの都合のよいようには進むとは限りません。特に、7月8月の繁忙期には、工事業者への依頼が殺到するため注意が必要です。また、寒くなり始めた11月ごろや、引っ越し繁忙期の3月4月も工事が混み合います。このサイトでは、スムーズにエアコン取り付けができるよう、繁忙期の取り付けについて押さえておいたほうがよいポイントを説明します。

シーズン前に動作確認をしておく

動作確認まず、できれば繁忙期の工事を避けるために、夏や冬のシーズン前、早めにエアコンの動作確認をしておくことをおすすめします。今あるエアコンを今シーズンも引き続き使えるのか、買い替えなければならないのか、特に購入後10年程度経過しているエアコンを使用している場合は毎シーズン早めにチェックしましょう。

早めに工事予約をしておく

繁忙期にエアコンを買い替えたり引っ越しをしたりすることが事前にわかっている場合、工事日を早めに予約しておきましょう。7月8月になるとエアコンを購入しても工事が1週間2週間待ちになることもありますが、6月であれば翌日に取り付けてもらえることも少なくありません。熱帯夜にエアコンなしで1週間2週間寝なければいけないという事態は、体調を崩しかねませんのでできれば避けたいですね。

工事日はなるべくほかの予定を入れない

エアコン工事は基本的に時間の指定ができません。繁忙期でなければある程度の希望を聞いてもらえることもありますが、繁忙期は難しいと思っておいたほうがよいでしょう。業者側としては、無駄な時間なく効率よく作業に回りたいですから、前日の夕方以降に翌日にどういう順序で回るかを決定します。そのため、作業時間が決定し連絡が来るのは前日の夕方~夜か当日朝になります。また、作業件数も多めに詰めているため、作業予定時間よりずれてくることも少なくありません。繁忙期に作業をキャンセルしたら、次に作業をしてもらえるのはかなり先になる可能性もあります。工事日はなるべくほかの予定を入れず、1日対応できるようにしておくことをおすすめします。

どうしても予約が取れなければDIYも可能

繁忙期にエアコンを買ったものの、工事予約が立て込んでいて1週間2週間待ちと言われることもあります。家族に赤ちゃんやお年寄り、病気の人がいる場合などは、本当に困るものです。そういった場合、購入店舗での工事セットではなく、ほかのエアコン工事会社をあたってみましょう。ネットで調べると大きな工事会社から自営の工事会社まで様々な業者が出てきます。それでもどこもいっぱいだった場合、どうすればよいのでしょうか。ひとつの方法として、自分でDIYを取り付けることも可能です。日曜大工はまったくしたことがない方や、室内機や室外機を持ち上げる力のない方が一人で行うことは危険ですしやり遂げられない可能性があるのでやめたほうがよいですが、ある程度電気工事に心得のある方でしたらきちんと取り付けることも可です。仕事でエアコンの取り付けをしている人でなければ手持ちの工具では足りませんので購入したりレンタルしたりする必要がありますが、費用としても工事業者に依頼するのと同程度で済みます。ただ、エアコン取り付けを自分で行った場合、すべてが自分の責任となり、なんの保障もないということは覚悟をしておく必要があります。工事をやり遂げられなくても続きを業者に依頼しても断られることも多いですし、しばらくして動かなくなった場合なども補償が利きません。DIYで取り付ける場合は、それを踏まえた上で検討することをおすすめします。

エアコン取り付けの基本的な流れ

エアコン取り付けには、一定の流れが存在します。基本的な部分ではありますが、エアコン取り付けをおこなう業者や状況によっても変化するため、すべてが同じではありません。それでも、基本的な流れを知っておけば、様相もしていない追加料金なども対応しやすくなりますし、トラブルが発生するのを防ぐのにも役立つでしょう。

室内機を取り付けるまで

室内機一般的な室内機は壁面で室外機との分離型では、エアコン取り付けに据え付け版が必要になります。固定するための板で、水平に取り付けられるように調整することも可能です。据え付け版の設置には、ビスを打つことになるため、しっかりとした固定ができます。室内機は見た目以上にかなりの重さを持っているため、かなり重要な工程といえるでしょう。据え付け版に隙間があったりすると、振動が発生してしまい、音がするだけではなく、最悪のケースとして異常をきたすことになるため、しっかり固定しなければいけません。

スリーブが取り付けられていないときには、壁に穴を開けていかなければいけません。穴をあける際には、壁裏センサーを使って、筋交いなどがないかを確認して、コアドリルを使って穴を開けます。削孔した状態でそのまま配管するのではなく、スリーブ管を入れてコーキングするのが大切です。これによって、一定の壁の気密を確保できるとともに、雨が回ってきたりすることも防止できるようになります。

エアコン取り付けの前に、本体にすべての配線をつなぎこむ必要があります。端子に接続されているわけではないため、ケーブルを加工しながらつなぎ込みして取り付けられるようにしなければいけません。冷媒管も準備しておき、必要な長さを確保したうえで加工します。室外から室内に通して仮敷設してから、室内機につなぎ込んでトルクレンチを使って接続して設置できるようにするのが重要です。化粧テープを使って巻き上げてまとめておきます。

室内機の準備が終わったら室内機を据え付け版に固定します。各機種の専用の据え付け版になっているため、必ず収まるように作られているのが特徴です。取り付ける際には、安全のためにも、取り付け方向を間違わずに、ずれたりしないように収めることが重要になってきます。室内機が固定できると、配管などの位置が決まってくるため、しっかりと固定する場所を定めて化粧カバーを設置することが大切です。化粧カバーは不自然になると存在が目立つようになるため、長さも合わせながら違和感がないように取り付けなければいけません。

有資格者が取り付けること

室内機の取り付けが終わると、室外機を設置していきます。室外機の正面にはある程度のスペースが必要であり、背面もスペースを取らなければいけません。振動も起こすため、下には軽量プラブロックなどを使いカサ上げをして固定します。真空ポンプを使い、室外機から空気を抜き、真空引きをおこなうことが必要です。室内機側から水差しを使い、排水が正しくおこなわれるか、水漏れがないかを確認してから、試運転を始めます。アースが取れる場合には、アース棒を埋設して確保することも可能です。

エアコン取り付けは流れがありますが、臨機応変に対応することも必要になってきます。振動などが発生しないように注意して取り付ける必要があるとともに、電気工事士の資格がなければ取り付けはできません。流れがわかったところで、無資格者が取り付けをおこなっていくのは大変危険です。電気を使っているというところが資格のポイントになってきますが、重量物を壁に取り付けるということが重要にあってきます。もしも、しっかりと取り付けられていなければ落下することにもつながるのですから、信頼できる業者に依頼してエアコン取り付けはおこなわなければいけないでしょう。

エアコン取り付けの手順とは

エアコンの取り付けを行う際にはどのような手順で工事が進むのでしょうか。エアコン工事の手順を理解しておくと見積もりの際にも自分に納得した上で工事を依頼することができるでしょう。また自分の家のことですのでどのようにエアコンが設置されておくのかをしっかりと確認することも大事です。ではエアコン取り付けがどのように行われていくのかその手順をご紹介します。

まずは壁に穴を開けます

穴エアコンを取り付ける際に最初に行うことは壁に穴を開けるという作業です。この穴がなければ室内機と室外機を通すための配管を結ぶことができません。自分で行うことはほとんどないかもしれませんが、もしも自分で行う場合には一度穴を開けてしまうと壁の補修にお金がたくさんかかってしまうので十分に注意しましょう。また取り付け業者とよく相談した上でエアコンを設置する場所を十分に検討してから穴を開けるようにしましょう。エアコンの設置場所によってはオプション工事がかかってしまうような場所や、エアコンの本来の性能が十分に発揮できないような場所もありえます。様々な条件を考えた上で自宅で一番エアコンを取り付けるのに適した場所に設置するようにしましょう。

無事に穴を開けたら次はエアコンの室内機を壁に固定するための金属の板を取り付けます。この板の取り付けが終わればいよいよ室内機を壁にかけることになります。壁にかける時にはエアコンの重さによって手を滑らせて、下に落とさないように注意しましょう。エアコンそのものの故障にもちろん繋がりますし、下に人がいた場合大怪我をしてしまうこともありえます。

室内機が無事に取り付けできれば次にいよいよ室外機と配線を結ぶようになります。冷媒配管をトルクレンチで接続しその後ドレンホースを接続していきます。このように室内機と室外機がしっかりと接続されたのを確認してそこを通した穴をパテ埋めをしていきます。そしてこの際に真空ポンプでエアパージをすることも忘れてはなりません。そうすることによって部屋の中から伸ばした配管と室外機の内部を乾燥させることができるのです。ここまで来れば後はそれぞれのガスのチェックを行い、渡り配線を接続して工事は終了となります。

オプション料金がかかる場合

オプション工事として代表的なのは室内機と室外機を通すための配線が元から付いている流すでは足りない場合に延長することです。元々は4メートルほどの配管がついていますがその長さでは室内機と室外機を接続することができないということもあります。特に室内機と室外機がそれぞれ一階と二階に分かれているような場合には4メートルでは足りません。こうした場合には延長するための配管を用意しなければならずその分のオプション料金がかかります。さらに配線を目立たなくするための化粧カバーを取り付けることも可能ですが、これもやはりオプション料金が必要です。どれぐらいの料金がかかるかはどの程度の長さが必要なのかによって変わってきますので、もしも希望する場合には事前に十分に見積もってから工事を依頼することにしましょう。

このようにエアコンは取り付けられて行くことになります。基本的には取り付け業者に依頼する方が早くて安上がりではありますが、もしもどうしても自分でエアコンを取り付けたいと思う場合には、必要な器具を一部レンタルするなどしてエアコンの設置を行うこともできます。しかし自分で行ったとしてもトータルでかかる費用としては取り付けの業者に依頼する方が安くなるということも少なくありません。取り付け業者の場合には万が一取り付け後にトラブルがあった場合5年や10年と言った長期の保証期間を設けていることもありますので、トータル的に見ると業者に依頼する方が良いと言えるでしょう。

工事日までに知っておきたい、エアコン取り付けの際の注意点

現代の日本の生活に欠かせない家電となってきているエアコンですが、頻繁に買い替えるものではないため、取り付け工事に慣れている人のほうが少ないものです。また、エアコン取り付けの時に追加料金が発生したというような話を耳にしたことがある人もいるでしょう。当日工事業者に思いもかけないことを言われて慌てないために、多少知識を持ち、心の準備をしておいたほうが安心できますね。このサイトでは、エアコンの取り付け工事の前に把握しておいたほうがいい注意点について説明します。

エアコン設置に必要なこと

エアコンは、エアコン本体の設置だけではなく、室外機の設置も必要です。さらに、もしエアコンを利用する際の電源コンセントがなければ電気配線工事も行う必要があります。このため電源コンセントの有無を事前に確認し電気配線工事も併せて依頼したほうがいいか判断しましょう。そして、当日の工事時間の前は作業スペースを確保しておきましょう。

片づけから始めていては作業時間が余計に多くかかってしまいますので注意が必要です。設置場所周囲は、室内機や機材を置くため、1.5メートル四方くらいは開けておいたほうがよいです。また、室内機や部材を運び込む導線もスペースを空けておいたほうが作業が安全でスムーズに済みます。室外機を設置する場所の周囲も片づけておきましょう。

追加料金について知っておこう

見積りエアコン工事につきものなのが追加料金です。この追加料金について事前に知っておかないと、当日慌てたり後悔をしたりすることになりかねないので注意しましょう。エアコン取り付けの際に追加工事が発生する内容としては、特殊な方法での設置や電源周りです。また、新品ではなく引っ越しなどで付け替えする場合、以前の配管で長さは足りるから追加料金はないだろうと思っていても付け替えを勧められる場合があります。

業者によっては、付け替えの場合は必ず新品配管に取り換えることを推奨しており、そうなると、確実に配管の長さ分の追加料金が発生することになります。引っ越し業者のオプションでエアコン工事を依頼した場合、引っ越し業者の見積もりの際に、「この配管の長さなら次のところでも足りますね」と言われていても、引っ越し業者から委託されているエアコン工事会社が実際に来た際、配管は基本的に付け替えさせてもらっていると言われることもあります。以前の配管を使ってもらうこともできますが、古い配管は目に見えない部分に傷がつきやすくエアコンの効きが悪くなる場合があるといったことを言われて心配になる人も多いでしょう。納得した内容で取り付けをしてもらえるよう、事前に配管交換の可能性について知っておくと当日突然の提案に慌てずに済ます。

エアコンクリーニングについて

引っ越しなどでエアコンの付け替えをする際はエアコンクリーニングサービスをおすすめされることがあります。エアコン取り付け業者の多くはエアコンクリーニングもサービスとして行っています。エアコン内部の汚れ度合いについて、プロでなければどの程度汚れていれば衛生上問題なのか、普段の手入れでは届かない部分の汚れはどのくらいの頻度でクリーニングしないといけないのかはわからないものです。使用していたエアコンは、多かれ少なかれ汚れています。取り外して実際に汚れを見せられてエアコンクリーニングをしたほうがよいと言われると、説得力を感じるものです。特に子どもがいる家庭では、エアコンによって空気が汚れてしまうことを懸念されるのではないでしょうか。エアコンは自分で掃除ができる部分とプロではないと掃除ができない部分があります

もし以前よりエアコンの効きが悪くなったと感じた場合、エアコンのクリーニングによってエアコンの効果が復活するため、費用見積もりも含めて取付業者に確認してみてはいかがでしょうか。